医院案内
- 〒270-1431 千葉県白井市根1970-1
特に緑内障の治療で重要な視野検査を行う機械です。慣れるまで戸惑うこともありますが、繰り返し検査をしていくうちに検査の結果がより正確になり、信頼できるものになっていきます。通常は数年以上の検査結果を積み重ねて治療方針の検討や見直しをします。まれに視野検査で脳梗塞や網膜剥離が発見されることもあります。
OCTは近年、急速に発展・普及してきた新しい検査機械で、網膜表面の形や内部の様子などをわかりやすい画像で見せてくれます。網膜の下から病気が始まる加齢黄斑変性症の診断・治療に欠かせないものとなっています。
また視野欠損がまだ見つからないごく初期の緑内障についても、病気で神経の失われた場所を見つけることができます。糖尿病網膜症や黄斑上膜、網膜静脈閉塞症など、さまざまな網膜の病気の様子を見るのにも非常に役立ちます。
主に網膜の様子をわかりやすいカラー写真で見ることができます。さまざまな病気を発見するきっかけになるほか、病気の治療によって眼の中の様子がどのように変わったか、実際に見ていただくことで病気に対する理解が深まります。
2017年現在、最新世代の白内障手術装置です。これまで私が病院で使用していた従来機種に比べて、手術中の眼内の安定性が大きく向上しています。眼球の小さい人や、進行した白内障のある人の手術では特に有用ですが、通常の白内障手術でもより短時間で効率の良い手術が可能です。
眼の表面に傷をつけずに、眼の中のものだけを切開したり小さな穴を開けたり出来る機械です。急性緑内障の発作予防(または発作後の救急治療)や、白内障手術後に視力低下を起こす後発白内障の治療などに使用します。
手術しなくても良い初期の網膜剥離や、網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症などの治療に使用します。多少とも、痛みを伴うことが多い治療ですが、放置すれば失明や重大な視力低下につながる病気に対して行います。