白井さとう眼科

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当院の白内障術手術

  • 〒270-1431 千葉県白井市根1970-1

当院の白内障術手術についてMEDICAL

当院では院長執刀で日帰り白内障手術を行なっています。日頃の診察・手術時期の相談から、手術施行、手術後の診察まで一貫して同じ医師が担当します。

経験・実績

当院院長の白内障手術執刀例は約4,000件程度ですが、これまでの職歴上、その多くが進行した難症例や超高齢者でした。白内障手術のトラブルを減らすには、手術前の診察でその眼の弱いところ、問題になりそうなところを正確に把握しておくことが最も大切です。手術時間の短縮よりも、幅広い症例や様々な状況に対応できる手術を心がけています。特に問題のない方の場合、10分前後の手術時間です。

尚、医師1名しかいないこと、用意できる機器に制限があること、入院設備がないことなどから、特に手術のリスクが高い方に関しては、高度な手術にも対応できる医療機関を紹介させていただきます。

負担・痛みの少ない手術

白内障手術の麻酔は、多くの場合、点眼麻酔だけで行います。不安・緊張の強い方、若年の方、近視の強い方などは痛みを感じやすい場合があるので、白目の部分に小さな麻酔の注射を追加する場合があります。眼に物が触る感じや、圧迫感などは麻酔の性質上、残っていますが、強い痛みを感じる方は非常に稀です。

最新の機器

Alcon社製Centurion Vision Systemを導入しています。水晶体を眼球の中で破砕・吸引する際に、吸引の強さに影響されず、眼内の圧を一定に保つ機能が向上しています。麻酔が効いていても圧の変動は痛みの原因になる他、これまでよりも眼に強い圧をかけなくても安定するので、より痛みの少ない、眼にも優しい手術が可能になります。

手術までの流れ

01.相談

まず外来診察で手術が可能かどうか、手術したほうが良いタイミングかどうか、ご本人の希望も聞いて相談します。

02.説明

白内障手術について、パンフレット等を用いて説明いたします。

03.検査

その方に合った眼内レンズ度数の測定や採血など、必要な検査を行います。

04.最終診察

手術前の最終診察があります。何かご不明な点があれば執刀する院長へお尋ねください。

05.白内障手術

日帰りで白内障手術施行。

06.経過観測

手術後は外来通院で経過を見ていきます。徐々に診察間隔を伸ばしていきます。

よくある質問Q & A

手術にかかる時間はどのくらいですか?

手術を受ける方の眼の状態によって様々ですが、特に問題のない方の場合10分程度です。進行した白内障であったり、手術中に緊張が強かったりすると、15分から20分程度かかることも時にあります。また手術中に追加の処置・手当が必要な場合、更に長い時間がかかることが稀にありますが、こうしたケースは全体の1%以下です。

手術の費用はどの程度ですか?

おおよその額として、1割負担の方は1回(片眼)の手術で約15,000円程度、3割負担の方で約45,000円程度です。

手術後にメガネは必要ですか?

はい、必要です。必要なメガネの種類は人工レンズの設定によって、大まかに2通りに分かれます。裸眼の状態で遠くを見やすくするか、近くを見やすくするか、手術前に決めておく必要があります。

遠くを重視した場合、手元は老眼鏡が必要になります。また運転やスポーツ、映画や演劇鑑賞等の際は、遠く用のメガネを作成する必要がある方もいます。一方、近くを重視した場合、読書や手元の作業などは老眼鏡なしで見えるようになりますが、逆に遠く用の眼鏡が必要になります。

また手術後に乱視が強く残る場合、遠近問わず、乱視用の眼鏡が必要になります。ある程度までは、乱視用眼内レンズで乱視を減らすように手術が可能です。

遠近両用の眼内レンズを扱っていますか?

当院では扱いがありませんので、詳細は実際に遠近両用のレンズ(多焦点眼内レンズ)を使用している医療機関へお問い合わせください。遠近両用の眼内レンズを使用すると眼鏡なしで、ある程度までは遠近共に見えるようになりますが、一方で光がにじんだり、淡い濃淡がわかりづらい等デメリットもあります。